また、お客様からの要望に応え、メモリ増設とグラフィックボードの交換を行いました。
メモリ増設については、お客様が希望された8GB x 4の32GB、または8GB x 8の64GBにすることができると提案。
グラフィックボードについては、Quadro K2000が在庫があるため、これを使用します。
このように、パーツ選定や設定にも専門的な知識が必要とされます。
さらに、データ用の1TB SATA HDDが容量の80%を使用しており、動作時間も3万時間を超えていたため、2TBのWD Red CMR HDDに交換することをお勧めしました。
ただ、BootDriveの300GB HDDは「SASドライブ」であるため、SATAのSSDへの交換は技術的に難しいことを説明し理解していただきました。
修理作業では、マザーボードのコンデンサー4本を交換し、メモリの増設、グラフィックボードの交換、そしてデータドライブの交換を行いました。
SAS HDDドライブからSATA SSDへのクローン作成や、RAID1アレイ構築など、様々な手順を踏んで作業を進めました。
最終的には、Quadro K4200に交換し、DDUでドライバーを削除後にNVIDIAからドライバーをダウンロードしてインストール。
問題なく動作していることが確認されました。